「ひとりマルシェ」という世界

ポートランドリビングを始める時にこんなことを思っていました。

「たとえ一人の農家さんでも良い。自ら作ったものを自ら語り、自ら売るという直売スタイル。この想いに賛同してくれる方と始めていきたい。そうすればきっとその輪は広がっていくはず」

と。

本当に一人の農家さんと始められればと思っていました。

そしたら、いたんです、既にそれを実行されてる方が!

 生産者さん自らが”ひとり” で畑に立ち、自らの野菜を”ひとり”で語り、”ひとり”で直売するという

「ひとりマルシェ」!

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この「ひとりマルシェ」を命名し、そのスタイルを確立させた生産者、

丹下孝則さん。

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なんで”ひとり”で始めたのかと問うと、「友達がいないんで」と毎度ちゃかす丹下さん(笑)

ご自身の名前、「丹下」を冠につけ、「丹下のなす」とブランド化したのが2006年。

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この頃から「ひとりマルシェ」の構想はあったそうです。

実際に始めたのは2010年。

最初はパラソルひとつと、「なす、あります」と書かれた画用紙に、あとは、なす。

「お客さんは来てくれくるのか・・?」

不安と共に始まった「ひとりマルシェ」。最初のお客さんは、自転車に乗って通りがかった近所のおばあさんだったそうです。

そこから徐々に噂は広がり、連日、お客さんは絶えることはなく、今年で7シーズン目を迎えたそうです。

「ひとりマルシェ」では一人一人への接客時間も長く、本当に丁寧にお話してくれます。

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その話を聞いた僕らは本当の意味で”安心”し、「この人が作る野菜を買いたい!食べたい!」と、どんどん丹下ワールドに引き込まれ、ファンになっていきます。

リピーターの多さったら!

実際、丹下さんのナスはナスの甘みが香りと共にしっかり口に広がり、嫌な苦味を残さない。

黒々と光り、形も立派!

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うん、ご本人もよく下ネタにされてますが(笑)

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丹下さんのビニールハウスの畑も見せて頂きました。

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全て納得です。作業場がとにかく綺麗。畝(うね)一つ一つの形がしっかり整えられ、そこから成長する野菜たちは生き生きしています。とにかく一つ一つの作業が丁寧なのが、育つ作物から伝わってきます。

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ナスの作業場は他よりも湿気も高く気温も高い。

ナスの葉っぱって呼吸をいっぱいして、葉の裏から水分をいっぱい出すそうです。

僕も実家は農家ですが、ナスがなってる木の姿って初めてみました。

こんな立派なYの字になるんですね。

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ビニールハウスで汗をじわーっとかいて、外に出た瞬間に感じた風の爽やかさ。

でも、冬だとこの寒暖差で風邪ひいちゃったりするから、暑いビニールハウス内でしっかり厚手のジャケット着てから出ないと危ないとか、

皆んなが嫌がる梅雨も、ビニールハウス栽培されてる農家さんにとっては、日があまり出ず、比較的涼しく仕事が出来て良い、などなど、実際にここで汗を流す生産者さんのお話も聞かせて頂きました。

「ひとりマルシェ」と同じ稲沢市内(稲沢駅前)の「ぱっちわーく」というお店で食事をしながら。

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しかも、なんと、丹下さんの作ったズッキーニを使った料理を頂きながら。

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こんな贅沢なことってあるかしら・・!!

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(丹下さんの畑で元気良く育つズッキーニたち)

生産者さんが自分の作った野菜を使った料理を食べに地元のレストランへ。

ポートランドではよくあるこの光景。

あんな光景が日常に、当たり前にあったら良いな・・って思ってましたが、あるんです。

 てか、あったんです。

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「ひとりマルシェ」、気になった方、行ってみてください。

Google Mapで調べると、その場所も出てきます!

また、丹下さんの作ったなすやズッキーニを食べたいって方は、週末の『PINE FIELDS MARKET』へ。

もしくは、6月19日(日)開催の『ポートランドリビング』、丹下さんの野菜がやってきます!

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