コーヒータウン・ポートランドで、僕らの街のバリスタが!

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Love It, Portlandツアー、毎年恒例になってるんですが、帰国するその日のギリギリまでポートランドを堪能しようということで、空港に行く前にこちらに寄ります。

『Portland Roasting Coffee (ポートランドロースティングコーヒー)』

大人の社会見学、コーヒー工場見学です。

まずは昨年の工場見学ツアーの様子から。

こちらは、ポール・ギルスさん。

スイートオブレオゴンさんでのトークイベントをきっかけにもう12年以上の付き合いになる大切な友人。

奥様は日本の方で、彼自身も日本語はベラベラ。

年は離れていてもそんなの関係ないくらい同い年くらいの感覚で気さくに接してくれて、二人でいると本当に馬鹿話しかしてないから忘れてしまいがちなんですが・・彼は一応ここでは偉い人で、副社長(笑)

今年はそんなポール自らがポートランドロースティングコーヒー社の工場見学をしてくれました。

まずはラボルーム。

従業員の皆さんは朝一、この部屋に来て、自分のその日の始まりの一杯を楽しみます。

ここではコーヒーのカッピングなどの味の研究から、ラテアートなどの実践的なトレーニングを行うそうです。

その後、奥の倉庫へ。

大量のコーヒー豆のストックが!

ポートランドロースティングコーヒーは20年前にポートランドで設立されて、扱うコーヒー豆は全てスペシャリティーコーヒーと呼ばれるもので、その豆を独自に焙煎しています。

いわゆる”サードウェーブコーヒー”ってのを牽引してきた会社の一つ。

そして、彼らは未だにどこにも身売りせず、ポートランドにこだわり続けてこの工場で豆を提供し続けています。

設立当初は卸し専門だったんですが、最近は小売も始めて、工場の横にスタンドカフェ(来年は大きく拡張予定)、そして、PDX空港にもキオスクを出店したりしています。

と、ちょうどポールの息子さん、しんぺいくんとてっぺいくんが。

二人とも、夏休み中、ここでバイトしてるんですって。

ん?豆の中に気になる文字が・・

「NOMO」

ん?のも・・?これってもしや・・・

そうなんです、あのメジャーリーグで大旋風を巻き起こした野茂英雄さんです!

以前からポールには聞いてたんですが、野茂さんはコーヒーが大好きで、ポートランドロースティングコーヒーともずっとビジネスのお付き合いがあるそうです。

飲食店を大阪や京都で展開していて、実はこの”NOMO BLEND (野茂ブレンド)”はそこで展開していくもの。

なんと、僕らが訪れた1週間前に野茂さんもここにいたそうで、ご自身もコーヒーのトレーニングを受けてらっしゃったんですって!

大好きな選手だったんでちょっと興奮してしまいましたが、コーヒー工場見学の続きを。

倉庫の奥にあるのが、巨大なロースターがある部屋。

この大きな1台で1袋分のコーヒー豆がローストできるみたい。

一番でかいのだと3袋分!

髪の毛が入らないようにネットをかぶるんですが、ここはポートランド。

お髭をたくわえた人が多い街ってことで、お髭用のネットもあるんです。

(こちらの写真は昨年のツアーより)

豆によってローストする時間も変わってくるみたいです。

工場見学の後は、再びスタンドカフェに。

ポートランドを代表する自転車ハブ『Chris King (クリス・キング)』を使った。

すると気さくな店員さんたちが、

「何?お前も日本でバリスタやってんの?じゃあ、こっち入ってコーヒー淹れていきなよ!」

と。

そう、以前にもブログでお伝えしましが、ここで何と、ツアーに参加してくれてた名古屋丸の内のコーヒーショップMITTS COFFEE STANDのバリスタ、”まいまい”が急遽ポートランドでラテを淹れることに!

皆んなに注目されながらラテ淹れるまいまい、「手が震えます」と、相当緊張してました(笑)

なんかね、この瞬間すごく嬉しかったんですよね。

コーヒーの街、ポートランドで僕らの街のバリスタがコーヒーを淹れる。

こうやってお互いの街の人たちがもっともっと交流していけるような・・『Love It, Portland』はそんなツアーでありたいし、ツアーを超えた何か特別なものであって欲しいなって思った次第です。

 

 

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