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何から何を、どうお伝えたしたらいいのか・・・
今回も素晴らしく、そして濃厚なツアーとなりました。
ツアーをオーガナイズしている側がこんなこと言ってしまうと、相当手前味噌ではあるんですが、それは僕たちがそうしたんじゃなく、ツアーに参加された皆さんがそうしてくださったからなんです。
皆さんとどこへ行き、何をして、何を食べて何を飲んで、どんなもの買い物して・・って山ほど伝えたいことがありすぎるので、こちらはまたゆっくりと。
今回は思わぬ”トラブル”続きでした。
初日、空港からポートランドの街に直行するのではなく、オレゴンの大自然の象徴でもある、「Mt.Hood(マウントフッド)」に向かいました。
かなり時間もタイトで、普段のオレゴンじゃ考えられないくらいの暑さの中、山の中腹にあるティンバーラインロッジに向かっていると、急にドライバーがバスをストップ。
「ダメだ、オーバーヒートだ」
えー!?こんな周りに何もないところで!??
でも、この熟練ドライバー、焦る姿を微塵も見せることなく、すぐさま
「よし、このスーツケースが入ってる荷台をここに置いていこう」
えー-!??ww
はい、もはや「ww」です。しかも、
「よし、行くぞ」
えーーー!??誰もこの荷物見張らずに行くの!??www
「w」一個増えました。
”ポートランド”ツアーに参加してくださった男性陣の参加者の皆さんに”周りに何もないオレゴンの山の途中”で”自分たちのスーツケースの入った荷台”を押してもらう・・
という普通に考えたらありえないスタートです。
それでも誰も怒り出す人はいなくて、誰もがポジティブにこのトラブルと向き合ってくれました。
その後、無事にティンバーラインロッジに到着し、時間も限られた中の滞在を楽しんで、また元来た道を帰る。
荷台があることを祈りながら。
ありました、良かった。
また男性陣の皆さんに手伝ってもらって無事にバスとドッキング。
その後、ポートランドのホテルへと向かいました。
これが”初日”のトラブル。そう、次の日以降もまだまだ続くんです。
2日目は午前中ファーマーズマーケットを楽しみ、その後、ダウンタウン~パールディストリクト(リニューアルされた倉庫街)を皆さん各々で楽しんで頂きました。
そして、夕方、再集合し、今回のツアーのメインアトラクションの一つでもある『Brew Cycle(ブリューサイクル)』を体験!
僕自身も今まで何度も街で見かけてはいたけれど、体験するのは初めてでした。
楽しいです!むちゃくちゃ楽しいです!
ブリューワリーからブリューワリーへ。
地ビールの街、ポートランドを楽しむにはもってこいです。
こちらの詳しい内容に関してはまた改めて。
そう、ここで、”2日目のトラブル”発生!
地ビールも良い感じにまわりだし、テンションも最高潮に達し、もうすぐゴール・・・ってところで、ちょっとやばい目をした男が僕たちの目の前に・・
そして、ブツブツ何か言いながら、このブリューサイクルの前に寝転び、僕たちの行く手を阻み出したんです。
おいおいおいおい。
おいおいおいおいおいおい!
しかし、ここで他のバーで飲んでた人たちが言い放ってくれました。
「あんたねぇ、この人たちはお金も払って、こうやってこのサイクルを楽しんでるのよ!あんたに邪魔する権利なんかないのよ!すぐそこをどきなさい!」
「そーだ、そーだ!そこをどけー!」
そして他の人たちも応援にまわってくれ・・・
・・・
勝ち目はないと思ったか、その男は起き上がりどこかへ去っていきました。
フッフー!
歓声と拍手!
その後、無事にゴールを迎え、皆で記念撮影!
(ごめんなさい、さすがにその「寝転ぶ男」の写真を撮るチャンスはなかったです)
「あんなこと、今まで経験したことないよ」
と、ブリューサイクルを運転していたスタッフ。
そして、あんな水を差されるようなことがあったにも関わらず、参加された皆さんも終始楽しむ気持ちを忘れずに最後まで笑顔でいてくれました。
きっと助けてくれたポートランドの人たちも、皆さんの心から楽しむ姿をみて、ああやって応援にまわってくれたんだと思います。
これが”2日目のトラブル”でした。
(後編へ~、つづく)
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