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NBLラストイヤー、ファイナルの舞台は大田区総合体育館。
シーズン4位からアップセットで勝ち上がった我らがアイシンシーホース三河!
相手は、こちらも3位からのアップセットでこの舞台に立った東芝ブレイブサンダーズ神奈川!
思えば、NBLになる前のJBLのラストイヤーもこのカードでの対決でした。
あの年、3勝2敗で優勝したのは、アイシンシーホース(当時はチーム名に”三河”はまだついてなかったです)!
NBLのラストイヤーの王者という称号だけではなく、シーズン当初から目標に掲げてきた天皇杯との2冠という完全優勝に連覇という快挙まで、もうあと少しです。
会場は、またも青い応援、「青援」が飛び交っていました!
第1戦は、東芝神奈川ペースで試合が進みます。
前半、最大で14点リードを許すなど、なかなか厳しい展開・・のようには感じさせないアイシン三河の落ち着きぶり。
「大丈夫、大丈夫、いつも通りの自分たちのバスケットをして1本ずつ返していこう」
誰かが言ったわけではないですが、そんなチームの雰囲気が観てる側にムンムン伝わってきました。
焦ることなく、いつものディフェンスを展開!
途中出場のショーン市岡選手のブロックが冴え渡りました!
相手の8点リードで折り返し。リードを一桁に抑えます。
後半に入ると、ギャビン選手、バッツ選手がペイント内を支配していきます!
バックコートでは、橋本選手と相手の篠山選手のPG対決も見ものでした!
第3ピリオド、ディフェンスから攻撃につなげ、外れてもバッツ選手を中心にリバウンドをもぎとり、ゴール下を制覇。
それでも、一気に逆転などを狙わず、時間を使ってじわりじわり。
相手はきっと時間の流れが長く感じたはずです。
ここぞの時間、柏木選手登場で、さすがのゲームメイク。ファウルをもらったり、ここでも時間の止め方、使い方が光ります。
またもゴール下、バッツ選手のゴールで同点!
しかし、ここでも一気に試合を決めようとはせず、またもジワリジワリと相手を引き離していきます。
最後は比江島選手の超絶ブロックも飛び出し、試合を決定付けました!
70-65、見事な逆転劇で大事な初戦を制しました!!!
この日のヒーローは攻守にわたり大活躍だった若きエース、比江島選手!
「ひ、え、じ、ま、」ステップも冴え渡ってました!
翌日、第2戦。
この試合は初戦とは打って変わって、最初からアイシン三河ペース!
キャプテン橋本選手が自分のマークマンのみならず、相手ビッグマンも恐れることなく、果敢に中に切れ込んでいきます!
そして、この日は何よりチームディフェンスが徹底されていました!
ボールマンにダブルチームでよるタイミングであったり、ハードにプレッシャーをかける瞬間であったり、ディンフェスに緩急をつけて、相手に一定のリズムを作らせない。
第1ピリオドから26-16と圧倒。
その後、なかなかゴールが決まらない時間帯も我慢。オフェンスに比べてやはりディフェンスのリズムはそう簡単には崩れない。
オフェンスの流れをもう一度引き締めるベテラン柏木選手のゲームメイク。
長谷川選手のスリーも光りました。
37-27と10点リードして後半へ。
後半の出だしは金丸選手!ミラクルカウントも飛び出しました!
相手のビッグマンたちにファウルがかさみ、今度はそこをインサイドのポイントガード(と僕は勝手に呼んでるんですが)JR選手が見事なボールさばきでギャビン選手やバッツ選手と共にペイント内を制圧!
74-63
後半、タイムアウトを1度も使うことなく、この日は終始アイシン三河ペースで2戦目も勝利!!
ヒーローは、いつも以上の強い気持ちでチームを引っ張った橋本キャプテン!!!
これは、このまま負け知らずで一気に決めてしまうか、という勢いも感じましたが・・
そうは問屋がおろさない。そんな簡単に倒せる相手ではありません。
第3戦は、後のない東芝神奈川の見事なディフェンスと辻選手のスリーポイント攻勢(計7本、30得点)にやられました。。
選手も連戦の疲れからか、いつものチームディフェンスではなく、時間の流れもこの試合は逆に長く感じらるものでした。
もちろん、悔しさは残ります。決められるなら決めたかった。
しかし、あと1週間、まだこのファイナルを楽しめると考えましょう!
平日でホーム刈谷から行けなかったという方も、改めて週末に試合が行われるということで、「青援」を送りに行けるという方もいらっしゃるでしょう!!
優勝の瞬間、一緒に見届けましょう!!
次の舞台は国立代々木競技場第二体育館!幾度なくドラマを生んできた場所です!
残念ながら行けないという方も、「青援」を送ってください!!
アイシンシーホース三河のチームスローガンは・・「共に頂点へ」です!!!
ONE MORE WIN TO GO!
NBLラストイヤーの完全制覇まで、あと1つ!
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