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毎度思うんです。
こんなにもバスケが大好きなのに、このチームを心から応援させてもらってると、年々まだまだバスケが好きになってるって。
そりゃ悔しいです。今回、2連勝した後の3連敗でNBL最後の王者にはなれなかったこと。
この悔しさ、チームはもちろんの事、「共に頂点へ」のもと、一緒に戦ってきた全ての皆さんにとって、今のこの気持ちって、大きな大きな財産になってると思います。
ただ、今シーズンのタフさから考えて、こうやって最後まで一緒に戦えたこと自体が相当感慨深いものがあります。
ここ数週間、振り返ると・・・
本当に幸せな気持ちでいっぱいになります。
あれだけ超満員の会場で、バスケット好きがワンサカ集まってる最高の舞台で、いつも応援してるチームが戦ってる・・なんて誇らしいことか!
僕はJBLからNBLにかけて、丸9年、アイシン三河のホームコートMCをやらせて頂いております。
2011年、震災でシーズンが途中で終わってしまったシーズンを除くと、8シーズン中7回もファイナルの舞台に連れてってもらってるという最高の幸せ者です。
なので、悔しさももちろんあるけれど、それ以上に、いつも最後の最後まで連れてってくれて、素晴らしい景色を見せてもらえることへの感謝の気持ちで溢れています。
ファイナル翌日、番組宛にたくさんのアイシン三河への熱い熱いメッセージが届きました。
それらをリクエストの『栄光の架け橋』と共に読んでいたら・・駄目・・・
生放送だけど、声が詰まっちゃいました。何度も裏返っちゃいました。
これだけの感動と興奮を与えてくれて、これだけの素晴らしいファンに愛されているチーム、
僕は、アイシンシーホース三河が大好きです!
今シーズンも、本当にたくさんの応援、声援、そして青援、ありがとうございました!!
NBAライターの宮地陽子さんが、スパーズ敗退直後に書いた「セミファイナル敗退後に見えた”スパーズらしさ”」という記事があります。
スパーズの選手たちがプレイオフ敗退した翌日にコスチュームパーティーを開催して集合写真を撮り、それをSNSにアップしていたこと、これがどういう意味を持つのか。
ここにNBAで5度の優勝を誇る”強豪”スパーズがスパーズたる所以があると宮地さんは言います。
”プレイオフで敗れたからといって、シーズンが全て失敗だったわけでもなく、それぞれの日常生活やキャリアは続いていく。そうやって割り切り、受け入れることは、勝負の世界にいる人たちなら誰でも必要なこと”とし、大事なのは、”「努力し続ける」というメンタリティと合わせて、「現実を受け入れる」というメンタリティ”と。
さらに、
”グレッグ・ポポビッチが試合に負けるたびに眠れない夜を過ごすコーチだったら、20年も同じチームのヘッドコーチを続けることはできなかったはずだ”とも。
スパーズを率いるポポビッチという偉大なヘッドコーチは、チームを率いて20年。
そして、我らがアイシン三河の鈴木貴美一ヘッドコーチは、チームを率いて21年。
同じチームを長年率いるだけでも相当な体力と精神力が要求されることなのに、いわんや、そのチームが”強豪”であり続けることといったら・・
勝負というのは”時の運”もからんでくるもの。
鈴木HCも「選手が怪我してしまったり、ファウルトラブルに陥ってしまったり、フリースローが入らなかったり、ブザービーター決められたり、普段では起こり得ないこともたくさん起こる。プレイオフには魔物が住んでるんです」と、今回のファイナルを振り返っていました。
宮地さんの記事はこう続きます。
”おそらく何よりも優先していることは、短期の勝負をかけて優勝を狙うことではなく、プレイオフに出続ける力を持ち続けることだ”
プレイオフに出場し続けるからこそ優勝の可能性がそこにはある。
”実際に、そうやって、スパーズはこの19シーズン、毎年プレイオフに出て、中心選手が代わり、チームの姿を変えながら5回の優勝を成し遂げてきた”
よくアイシン三河はスパーズに似ている(ユニフォームの色も黒ベースなので余計にね)って言われますが、この根底に流れるチーム作りの基盤がとても似ているなって改めて思いました。
ぜひ、NBA.comに掲載されている全文も読んでみてください。
そう、NBL最後の王者には残念ながらなれなかったけれど、まだまだこれからも戦いは続いていくわけです!
しかも、今度は「Bリーグ」という新たなステージで!
「アイシンシーホース三河」も「シーホース三河」と名前を変えて1部参入です。
長谷川選手はファイナルでの敗戦についてこう言ってました。
「人生で一番悔しい経験です。加入1年目でいきなりこんな悔しい想いをさせてもらって、幸せです!」と。
このチームはまだまだ強くなります!
佐古さんを中心とした「ファイブ」の時代の第1次黄金期、JR選手と柏木選手を中心とした第2次黄金期・・
そして、その二人がベテランとして土台を支え、日本代表候補3人(橋本キャプテン、金丸選手、比江島選手)に有望な若手選手が集まる今・・
第3次黄金期の幕開けです!
「アイシンシーホース三河」は「シーホース三河」へと生まれ変わり、新たな伝説を築き上げていきます!
ちなみにこの写真はブースタークラブ向けのシーズン報告会にて行われた、最後の「レッツゴー、アイシン」コールの模様。
コールする側もされる側も、様々な思い出がこみあげた瞬間でした。
長い戦いを終えた選手たちのつかの間の休息。リラックスした表情でブースターたちとの交流を楽しんでいました。
シーホース三河のBリーグ開幕戦は、9月24日・25日、アウェイで滋賀レイクスターズと対戦!
これからもずっと、共に頂点へ!!!
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