スポンサーリンク
今回のツアー、これまたビックリしたんですが、行くところ、行くところで日本語を話す人たちに出会いました。
最初に行ったThe Side Yard Farm & Kitchenでは、「昔に日本に4年くらい住んでたばい」と佐賀にいたことがあるスタッフ。
ホテルに到着すると、「おかえりなさい。旅はどげんですか?」と熊本にいたことがあるというスタッフ。
夜のご飯に少しだけ合流してくれたのは、ポートランドを訪れる日本人の間で有名な「オ州酒」っていうオレゴンの地ビールのブログを日本語で書いてるレッドさん。(オ州酒ブログはこちらから!)
日本語でブログ書くくらいだから、喋る方もペーラペラ。
「昔ね、奈良と三重の県境に住んでたんですよ」と。
わお、ここまでみんな西日本。
ちなみにレッドさんのSNSは何年も前からフォローさせてもらってて、向こうもこちらをフォローしてくれてて、「ようやく会えたね!ずっと会いたいと思ってたよ!」と、今の時代ならではの会話も全て日本語(笑)
3日目の夜、深夜までやってるフードカートポット(日本で言うところの屋台村みたいな感じですかね)では、
「ここに座って、ご一緒しても良いですかね?」
ってこれまた日本語で話しかけてきた男性。
そしたら、その横に座ってた別の男性が、「え、あなたも日本語喋んの?」
っていきなり日本語で会話に飛び込んできて。
「母が日本人で伊豆修善寺出身なんですよ。あ、僕の名前は太郎です。」
「え、桃太郎?」
「違うよ、ただの太郎だよ。」
ハーハッハッハー!と笑い出す二人。なんだよこの会話(笑)
結局、僕たちに話しかけてきたその二人はなんかご近所さんで意気投合したみたいで、その後、ずっと二人で喋ってました(笑)
最後に、フォトグラフィーが学生時代の専攻だったっていう太郎さんが記念写真撮ってくれました。
帰る前日、晩御飯食べた後にアイスクリーム屋さんに。外で食べてたら、「Are you guys Japanese?」と。
そこには父と娘。どうやら娘がもう何年も日本語を勉強してて、ちょっと前にも広島にショートステイで行ってたとのこと。
機会がある度に、こうやって本物の日本語と触れあってもらいたいと親心で話しかけてるみたいなんですが、当の本人がむちゃくちゃ恥ずかしがり屋さんで。
「あの、あの、あの、(クスクス)えっと、あの、(クスクス)わたし、こんど、こうこうせいに、えっと(クスクス)なる、おー(クスクス)」
もう照れちゃって照れちゃって、とっても可愛らしい子でした。
名前はハナちゃん。終始照れながら、でも、一生懸命日本語での会話にトライしてました。
でも、英語になると結構低めの渋い声、「year, you know, I went to Hirosshima, but I didn’t have chance to eat Okonomiyaki」など、当たり前ですが、流暢にお話ししたと思ったら、日本語になるとまた、「えっと、あの(クスクス)」と照れ出しちゃうというね(笑)
嬉しいことです、こうやって日本を好きでいてくれる人たちに旅先で出会うのは。
特にポートランドはその機会が多いかも。
そして、極め付けは、初日の夜に話しかけてきた少年。
「アーユー、ジャパニーズ?」
見るからに日本人だったので、「はい、そうですよ」と答えると、
「良かったー!なんかすごく日本語が恋しくて話しかけちゃいました!」と。
話を聞いていると、パイロットになりたくてもう何年か留学中で、3ヶ月位前に他の州からポートランドには引越してきたばかり。
慣れない土地で不安もあって日本語がとっても恋しかったみたい(笑)
出身はどこなのと聞くと、なんと、名古屋は八事!
じゃあ、ZIP-FMは知ってる?と尋ねると、「はい、もちろん!」と。
横にいた鰐部さんが、「この人、コバタクさんだよ」と伝えると、「えーー!受験の時、夜中いっつも聴いてましたよーー!え、まじでー!?まじですか!??」
ありがとう、まわりのポートランダーたちがちょっぴり引くくらい興奮してくれてありがとう。
その後も話し込んでいくと、どうやら日本語が恋しかっただけじゃなくて、ちょっと勉強の大変さに疲れてしまってたと。
「何言ってんの、俺らからしたら超うらやましいよ!こんな素敵な街でまだまだしっかり勉強できてさ!パイロットになるって夢があるんでしょ!こんな恵まれた環境、そうそう無いんだよ、頑張ってみなよ!」
「はい!なんか元気もらいました!頑張ります!」
何だろうか、ポートランドに着いた初日の夜、ダウンタウンのど真ん中で一人の少年の進路相談にのり、元気付けてるこの光景って(笑)
りょうくん(だったと思う)、夢に向かってがんばってよ!
ただね、りょうくん、君が受験勉強してたっていう4年前、夜中の番組は僕じゃなかったよ(笑)
スポンサーリンク