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自分の自転車でもハブとヘッドギアで使っている「Chris King (クリス・キング)」。
このクリスキングの本社はポートランドにあるんですが、なんと今回、名古屋のバイクショップ「Circles(サークルズ)」の田中社長と、現在ポートランドにいらっしゃるSimWorks(シムワークス)のりえぼうさんの計らいで、特別に会社を案内してもらえることに!
当日、行ってビックリ!
まさかの・・・クリス・キング氏ご本人が待ち構えてらっしゃるじゃないですか!!
しかも最初に挨拶をしてだけとかじゃなく、そのままご本人自ら会社見学ツアーをガイドしてくださるとのこと!!
「元々は昔アメリカでよく飲まれてたコーヒー豆の焙煎工場だったんだ」
と、ビルの説明から始まったこのツアー。築100年くらいのこの工場に、2003年、カリフォルニアから越してきたそう。
「ここが社員たちの自転車置き場さ」
そこには走りこまれた自転車がずらーっと。そして、入り口には一台のコンピューター。
「ここで社員たちは会社まで今日どうやって来たかを入力するんだ。例えば私は、今日自転車で来たんだが、ここまで10マイルほど。得られるお金は・・3ドルだ」
すごいです。
環境のことを考え、車以外の方法で会社まで社員たちに来てもらうことを促すために考えられたシステム。
どうやって会社まで来たか、またどれくらいの距離があったのかを計算し、その日のお昼、社員食堂で利用出来るお金をざっと計算。
会社に通勤する、お昼を食べる、これって毎日のこと。こうやって積み重ねて行けばしっかりお金がセーブできるのと、そのお金という数字ではっきりわかる自分が貢献した二酸化炭素削減値。
「ついてきなさい」
と、今度はいきなりトイレへ。しばらくトイレがないからしときなさいってことかと思いきや、奥にいくと、ロッカールーム。
「自転車で通えば汗だくになる。奥にはちゃんとしたシャワールームを設置しているんだ」
そして、シャワーを使えば湯気がこもって部屋がくさくなりがち。その臭気もしっかり外に排出するようなパイプまで完全配備。
会社見学ツアー始まって、5分、いきなり度肝を抜かれました。
そこにあるもの、全てに無駄がないんです。意味があるんです。その意味も徹底して考えられてるんです。
「では、食事をしよう」
その後、2階の社員食堂へ。
「社員食堂」と言ってしまうとちょっと日本のそれとはイメージが違うかもしれない。
いや、ちょっとじゃないな、大分です。
ここは誰もが寛げるカフェです。
そこは広々とし、スクリーンでは自分たちが企画運営した自転車のイベントの映像が常に流れています。
「お昼は誰もが食べるだろ?でも、1時間の休憩で、外に出て買ってきて、時間が無い中慌てて食べる・・そういうことをして欲しくなかったんだ。だったら働くその場所に食べる場所があり、しかもそれが健康的で美味しい。午後の仕事もはかどるだろ?」
カフェで調理するシェフたちも、もともとはポートランドの有名レストランで名を馳せた腕利ばかり。
お野菜、この日頂いたのはブロッコリーといんげんなんですが、超シンプルな味付けでソテーしたものなのに、むちゃくちゃ美味しくて!
こんなにも美味しくブロッコリーを頂いたのは初めてで、感動の味でした。
ローストハムも最高。横に添えられたナスをペースト状にしたカレー風味のソースも、それ単体でどれだけでも食べられるくらい美味しくて。。
大げさじゃなく、素晴らしく美味しいプレートでした。
(ちなみに、今回の『Love It, Portland』ツアーは毎日驚くほどの美味しい料理に出会えました!)
食後には、キング氏と一緒に会社案内をしてくれたJay Sycip (ジェイ・シシップ) 氏がエスプレッソマシーンを使ってラテをいれてくれました。
実は彼自身、この「クリスキング」で働きながら、最近パートナー3人とカフェをオープンしたそうです。
ポートランドのサウスイースト地区(12th&Main St.)の「Elevator Cafe & Commons(エレベーターカフェ&コモンズ)」というカフェ。
今度行った時は必ず寄りたいと思います。
コーヒーに使ってる豆はポートランドといえばの「Stump Town Coffee(スタンプタウンコーヒー)」。
彼らが企画運営する『Gourmet Century Ride (グルメセンチュリーライド)』でも提供されるものです。
カフェの壁には今までのグルメセンチュリーライドのポスターも飾ってありました。
もちろん、そこには我らが愛知県も!
去年、今年と2年連続、「Circles」さんと「SimWorks」さんの運営のもと豊田市足助で開催され、大盛況だったこのイベント。
実は今回の『Love It, Portland』ツアーに参加してくださってた西田さんは、「おいでん山村センター」で働いてらっしゃる方で、このグルメセンチュリーライドで提供された足助の地の食材を全てオーガナイズされた超重要人物!
そんな西田さんもこのクリスキング社ツアーにはご満悦で、この表情!
お腹もいっぱい。
この時点で相当な心の充足度でしたが、いよいよここから本格的にChris King (クリス・キング)社ツアーがスタートです・・!
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