激闘、三河ダービー!

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天皇杯決勝後から、貴美一HCも選手たちも再三口にするように、課題ははっきりしています。

「自分たちのミス(ターンオーバー)を少なくし、相手に走られない」、これです。

しかし思い返せば、この課題が顕著に出たのは、天皇杯ファイナルラウンドの前、そうなんです、今節の対戦相手、三遠ネオフェニックスとの昨年末行われたナイトゲームだったんです。

それまでは、B1新記録となる16連勝だったりと良い波に乗っていたシーホースだったんですが、少しずつほころびが。

これはBリーグ以前にもあったんですが(その時はシーズン開幕から19連勝!)、勝ち続けていると、どうしても見えなくなってしまうものがあるということ。

歯車が少し狂うだけで出来ていたことが出来なくなってしまったりと、勝負の世界とは繊細で厳しいもの。

前節の栃木戦で良い流れを掴み直した感じがあるだけに、何としても負けられない「三河ダービー」!

今年に入って初のウィングアリーナ刈谷でのホームゲーム。

いつもとスケジュールが違い、土曜、日曜の試合ではなく、日曜、月曜の試合。

そして、日曜はナイトゲーム(19時10分ティップ・オフ)、月曜はデーゲーム(14時5分ティップ・オフ)でした。

日曜の試合前には、この人が会場を盛り上げてくれました・・・

ビッケブランカ!!!

この日の2日前、僕が喋っている朝の番組『MORNING CHAR』(モーチャー)主催のフェス、「モーチャーフェス」にも登場してくれました!

(モーチャーフェス、会場だったクアトロは、揺れる、揺れる!!)

実は、今シーズン、ビッケブランカの曲をシーホース三河のホームゲームの要所要所で使用しています。

スーパーガールズのパフォーマンス曲として、『Natural Woman(English ver.)』、勝利した瞬間に会場に鳴り響く、『Moon Ride』!

このことは本人にも事前にお伝えしていたので、どちらの曲も披露してくれました!

しかも、スーパーガールズとのコラボもありで!!

チアに囲まれたリハの時、「僕をあまり見ないようにお願いします」と照れに照れてたビッケ(笑)

実は、ビッケ、バスケットも大好き!

よくNBAの話もするんですが、2005年頃のラプターズが大好きみたい。

この日、ライブ以上に気合が入っていたのが、始球式のフリースロー!

入念にフォームのチェック。

いざ、本番へ。

気分も最高潮に盛り上がる中、お客さんを拍手で煽るビッケ・・そして・・・

サウスポーの華麗なフォームから・・・

決ーーめーーたーー!!!

持ってる、持ってるよ、ビッケ(#スター性)!!! 

本人も興奮が抑えきれずな感じで、会場を走り回り、試合は最高潮のボルテージの中、スタート!

この日は、JR選手ではなく、西川選手がスタメン起用されました。

そう、西川選手は日本代表合宿にも召集されていて、今まさにノッテいます!

サイズもあり、ウィングスパン(両手を広げた長さ)もあり、外からも中からも得点できて、ディフェンスでは相手チームの外国籍選手もマークできる!

本来持っているポテンシャルの高さは相当なもので、今、その才能が開花しようとしています・・!

代表合宿で、Bリーグのトッププレーヤーたちに揉まれているのが刺激になり、良い影響も受けているのか、この日の試合でも、一つの一つのプレーが自信に満ち溢れたものでした。

その自信がボールにも伝わり、シュートも決まる!

西川選手の活躍もあり、44ー35と良いスタートのシーホース。

だったんですが、その後、三遠のウェンデル・ホワイト選手を中心にスリーが高確率で決まり、リードは続けるものの流れを今ひとつ掴みきれず。

時にその流れを渡してしまいそうにもなったんですが、そこで食い止めてくれたのが、前節栃木戦でも大活躍だった村上直選手!

第2クォーター終わり、ドライブからのジャンプショットで決めたブザービーター、

第3クォーター終わり、スリーで決めたブザービーター!

決めた後も、”やるべき仕事しましたよ”的なこのクールな表情が、また、たまらなくかっこいいんです!

大興奮で迎えるシーホースの仲間たち、この姿もまた大好き!!

最後のクォーター、エース比江島選手が勝負を決める1本を決め、89ー78でシーホースの勝利!!

この日のヒーローは、スリーポイント、合計5本、19得点と大活躍だった村上選手!!

このスタッツ、いかがですかの質問には、

「素直に嬉しいです」

「直(すなお)だけにね」

・・・いやね、これ、「拾ってくださいよ」って目をね、村上選手がね、されたんです、僕はあの目を忘れない!(笑)

この日はナイトゲームで翌日デーゲームという変則的なスケジュール、なかなかコンディションの作り方も難しいのかなと思いそのことを質問してみると、

「いや、僕は基本寝れば回復するんで、大丈夫です」と!

僕も基本はそうなんですが、この日の夜は、興奮で中々寝付けず(笑)

翌日、朝の番組後に会場入り、中々ハードなスケジュールで、打ち合わせ中、ふらっと立ちくらみする瞬間もあったんですが、いざ、会場すると、スイッチは入り、僕も戦闘モードへ!

「明日はまた違う展開になると思うので、もう一度、今日悪かったところをしっかり修正して、明日も頑張りたいと思います」

と、前日の勝利インタビューで、貴美一HCもおっしゃっていたように、2日目の試合は全く違う展開に。

前半、終始リードされながらそれを追いかける展開。

第2クォーター終了間際、点差を二桁で折り返すか、一桁で折り返すかで後半の入り方も気持ちの面でだいぶ違うもの。

残り14秒、相手オフェンスをしっかり抑えて、その後タイムアウト。

ボールを託された比江島選手、しっかり決めて一桁で折り返し!

前日の大事な場面に続き、さすが、エース!!

そりゃシーホース三河のモテ男決定戦で、3年連続No.1を獲得しますよ!!

しかも1000票超えて、断トツ!

さらには、Bリーグ全体でのモテ男決定戦でも、栃木の渡邉選手を抑えて、見事No.1に!

よ、モテ男、ヒューヒューだよ!!

ハーフタイムは、Bリーグのアンセムを歌うFlow Backのライブ。

スーパーガールズだけでなく、三遠のチア、ファイヤーガールズと共にスペシャルコラボ!!

後半、追いかける展開で重要なのは、やはりどう試合に入っていくか!?

ここから魅せてくれたのが、金丸選手!

金丸選手のすごいところは、「前半シュートが入らなくても、気持ちを切らさずシュートを打ち続けたら後半入ることもあるので、気持ちは切らさずにやる」とご自身も言っているように、常にシュートを打ち続ける姿勢。

バスケットに限らずだと思うんですが、少し自分のリズムが崩れると何をするにも躊躇してしまったりすることってあるじゃないですか?

それでも、「自分の仕事はシュートを打って決めること」と、このぶれない姿勢!

前半8点、後半だけで16点の合計24得点の活躍!!

そして、金丸選手と共に後半リズムを作ったのが、JR桜木選手!

スターターではなかった今節ですが、やはり勝敗を決する大事な場面では欠かせない存在!

どんなに激しい攻防の中でも、最後のシュートタッチは柔らかく。

そんな中飛び出した、バックボード裏からボードを超えて決めたシュート!

「オシャレなシュートだったね」と、本人に試合後伝えると、

「ラリー・バードになった気分(笑)」と!

あった、あったよ、そのシーン、ハイライトで何度も何度も観た!!

その動画はこちらから、どうぞ。

金丸選手とJR選手の二人で合計39得点の大暴れだったシーホース三河、87ー74で三遠ネオフェニックスに連勝です!!

ヒーローは、金丸選手!

「後半3クォーター入りでしっかりもう一度クリアにして挑めたので、そこが良かったと思います」と。

心強い!!

試合後の記者会見で貴美一HCは、

「3Qしっかりディフェンスから自分たちのオフェンスに繋げようとすると、ミスも減ってシュートのパーセンテージも上げることができた。」

と、そして、

「三遠さんもスピードのミスマッチをつくような良いバスケットをしているので、ディフェンスをサボるとやられるので、今日は気をつけてやった。」

栃木戦の時と同じように、またまた第3クォーターでは橋本選手が気持ち溢れるディフェンスからスティール、そしてファストブレイクというシーンもありましたもんね!

「出だしこそ苦しんだ展開でしたが、最後は我々のオフェンスが爆発して非常によかったと思います。」

このブログの最初に挙げた課題である、「自分たちのミス(ターンオーバー)を少なくし、相手に走られない」を克服するだけじゃなく、むしろ相手のミスをつき、そこからオフェンスへと繋げ、その力を爆発させる!

貴美一HCも、「非常に良い勝ち方だったと思います」とゲームを振り返っていました!

 

しかし、シーズン後半はここからが正念場。

東、中、西とそれぞれの地区の首位が28勝8敗で並びました。

これからはプレーオフのホームコートアドバンテージなども考えると、本当に1戦1戦がさらに重要となってきます。

どうぞ皆さま、引き続き大青援、よろしくお願い致します!!

(シーホース三河の公式写真を使わせて頂きました。素敵なお写真、いつもありがとうございます!)

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