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サンフランシスコを、朝8時には出発しようと決めていましたが・・・
なんだか本当にもったいない気持ちになり、半日滞在することにしました。
もちろん『Redwood National Park (レッドウッド国立公園)』は行きますが、「DAY 5」ではなく、翌日の「DAY 6」にしました。
焦ってレッドウッド行って、また焦って次の宿泊地に行くくらいだったら、全てが中途半端になってしまうと思っての判断。
昨夜散歩に行けなかった母親も連れて、父親と3人で朝散歩。


親父が感動してたフィッシャーマンズ・ワーフ、おかん的にはあんまり記憶に残ってなかったぽかった(笑)





半日滞在すると決めたら、サンフランシスコで有名なコーヒーショップも行かなくちゃ。
『Sightglass Coffee (サイトグラス・コーヒー)』へ。



美味しかった・・とっても美味しかった。



味が純粋に自分好みのラテでした。

サンフランシスコの急な坂道もドライブしながら堪能。
一回、坂道発進の時に後ろ下がりまくっちゃってマジで危なかった。。
そして、サンフランシスコと言えば、「Golden Gate Bridge (ゴールデン・ゲート・ブリッジ)」!

赤色だけれど、日本語では、「金門橋」。
カリフォルニアで金が発見され、続々と一攫千金を狙う猛者たちが入植してきたことを表す言葉ですよね。
そして、なんてったって僕にとっては、留学する気持ちを高ぶらせる大きな要因となったアメリカドラマ『フルハウス』のオープニングシーンです!
留学時代、初めてここを訪れて橋を渡った時は涙出るかと思った。
「アーアーアーアー」
って、あのオープニングの歌をそりゃ口ずさみましたよ!(好きな方なら「アーアーアーアー」でわかってくれるはず!)
上から橋を見下ろす感じで記念写真。





ここでサンフランシスコともお別れ、ちょっとでもゆっくり滞在することにして、本当に良かったです。

続いて向かうは、州をまたいで、いよいよオレゴンです!
北へ北へと、ひたすら車を走らせました。


お昼ご飯も、どこかのバーガーでいいよねなんて話してたんですが、普通のファストフードに寄っても面白くないなって思ったんで、ドライブしながら自分の食のアンテナを張ってました。
そしたら何マイルも先のはずなのに、何度も看板が出てくる『Olive Pit (オリーブ・ピット)』ってお店。
オリーブオイル専門店なんだけど、看板によると、バーガーやシェイクも売ってるらしい。


ここでしょ、絶対。

・・当たりでした!

自分で野菜なんかをトッピングできる本格バーガーで、かぶりつきたくなる旨さ。
シェイクもバルサミコ酢が入ってて、ちょっと変わった癖になる味。
お腹も満たして車を走らせること5時間、ついに到着、南オレゴンの街、「Ashland (アシュランド)」!


夏のこの時期、アシュランドはシェイクスピアの街に変身します。
シェイクスピアがロンドンで開いていた「グローブ座」っていう劇場があるんですが、それを模した劇場がこの街にもあり、毎日のようにシェイクピアから現代劇まで、様々な演劇が催されています。




小ぢんまりとしてるけれど、文化的だし、とっても清潔で可愛らしい街なんです。


オレゴンの食の街、「Bend (ベンド)」ほどではないけれど、アシュランドにもレベルの高いレストランがひしめき合ってます。
何を食べようか迷ったので、ここまで食べてきたものをおさらい。
ハンバーガー、カリフォルニアロール、BBQリブ、ステーキ、クラムチャウダー・・
よし、こうなったらアメリカらしいジャンクフードを制覇しようと思い、ピッツァをば、ここで。
たまたま入ったお土産屋さんの店主がかなりフレンドリーで仲良くなったんで、ピッツァのオススメを聞くと、





「絶対、『Creekside Pizza (クリークサイド・ピッツァ)』だよ!」と、即答。





早速注文し、焼き上がりを待ってる間は子供と川遊び、贅沢な時間です。



このお店、これまた、大正解!!!
そうそう、こういうこってりしたいかにもアメリカって感じのピッツァを食べたかったのよ!!!


手のひら以上の大きさのワンピースを合計5枚くらい食べてしまった。。
明らかに、旅の前より、フトッテール。
そうそう、アシュランドを出発しようとしたら、民家に忍び込んで来た鹿を発見!

息子も、街に当たり前のように鹿が現れるってことに感動してました。

ピッツァを食べて、宿泊する街、「Grants Pass (グランツパス)」へさらに移動。
グランパスみたいな名前のこの街の『The Lodge at the Riverside (リバーサイドロッジ)』がこの日のお宿。



この街には、とっても綺麗な「Rogue River (ローグ・リバー)」が流れていて、まさにその川沿いの宿。
宿の対岸に良い感じの公園があったので、日没前に撮影することに。

ヒッピーテイストなちょっと変わったお姉さんに絡まれながらも(1週間前に旦那に捨てられたって話から身の上話を語り始めました)、日の入りの川を撮るならここよって撮影ポイントも教えてもらいました。


おとんとおかんは完全に引いてたけど、悪い人じゃない。

ただ、あまり綺麗な公園では無いなってのが足を踏み入れてからの印象。
そして、この後、この旅で一番肝を冷やす事態が!
僕らが乗ってた車、ごっつくていかつかったじゃないですか、この車を駐車場に停めてたら、この辺り一帯の地元のゴロツキみたいのが数人現れて、車の周りをウロウロ。
車いかついし、カリフォルニアナンバーだし、なんか武器とか積んでそうだしで、きっと彼らの島を荒らしに来たとか勘違いされたんだと思います・・
僕が車に戻ろうとすると、ピタッと僕の横に張り付いて、同じ歩幅でくっついて来たんです。。。
怖かった、久々に怖かった。。。
わざと振り返って、両親を呼ぶと、「なんだ、よくわからず迷い込んだ観光客か・・」的な感じで去って行きましたが。。
ここ数年無かった背筋がゾクッとする感じを味わいました。
今回の旅行はロスやサンフランシスコと、久々にアメリカの大都会に行くから、そういう目に遭わないように注意していましたが、まさか、オレゴンの田舎町で味わうとは。
ただ改めて勉強になりました。
綺麗じゃ無い公園だな、ちょっと嫌だなって思ったところで、治安も良く無いぞってのに早く気がつくべきだった。
大好きなオレゴンに足を踏み入れた瞬間、心の底からホッとする自分がいて、危険センサーが少し緩んでしまったみたいです。
絶対に忘れちゃいけないのは、僕らはアメリカにいるってこと。
どんなに平和な街でも、銃を持ってる人間がいるかもしれないってこと。
今回の家族旅行もだし、毎年ポートランドツアーを敢行している身として、肝に銘じなければいけないことです。
川の対岸にある宿は快適でサービスも凄く良かったんですが、残念、ここはツアーではお連れできないなって。
自分が経験して感じて、街を味わうって、本当大切です。
宿の前で、ギャングスタが乗ってそうだと勘違いされた車と記念撮影。

確かに、これが乗り込んで来たら「なんだなんだ!?」ってなるわな(笑)
夜は気を取り直して、地元のスーパーで買い物!

子供たちはおもちゃも買えて大満足。
さあ、帰って寝よう。
いよいよ明日はこの旅のハイライト、レッドウッドだからね!
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