太陽が沈んでからの国、スペイン

スポンサーリンク

ちょっと遅めの夏休みを頂いて、両親と三人でスペイン、バルセロナ&マドリードの旅行をしてきました。

スペインはかつて、「太陽が沈まぬ国」と呼ばれていた時代がありました。

それは大航海時代、コロンブスのアメリカ大陸発見を機に、世界のあらゆる国を支配下に置き、どこへ行っても、スペイン領、スペイン領、スペイン領だったことからそう呼ばれたそうです。

その後、その覇権は産業革命を迎えた大英帝国へと移行して行くわけですが、ここでは歴史のお話ではなく、今回の旅行で一番驚いたスペインの文化について。

日本、いや、他の国も大抵そうだと思うんですけど、通常夕食って言ったら、19時頃、遅くとも20時か仕事の都合でも21時頃じゃないですか?

スペインではなんと、夕食って言ったら22時からなんですって!

今回の旅行、『MORNING CHARGE (モーチャー)』にもご出演頂いている、バルセロナ在住の林有紀さんと初日の晩御飯をご一緒しました。

「パエリアの美味しいお店を!」というリクエストをし、お店の予約をお願いしました。

(ハーバーを眺めがらのレストラン、『Barsceroneta (バルセロネータ)』。有紀さんがバルセロナで一番美味しいと絶賛のパエリア!)

旅行前に事前にメールでやり取りしていたんですが、有紀さんから、「19時半から予約したんですが、スペインではまだ夕食の時間じゃないんですよね。スペインは大体22時からが夕食の時間なんです」という内容のメールが届きました。

いやいやいや、ご冗談を(笑)

と、思いましたよ、正直。

でもね、有紀さんのおっしゃる通りでした!

19時半にお店に到着したら、ちょうど団体のお客さんたちが帰るところで、「あれ、もう帰るところじゃん」って思ったんですが、どうやらこの方達、「ランチを終えたところ」だったみたいです(笑)

実際、お店の中に入ってみるとガランガラン、貸切か!?ってくらい誰もいないの。

有紀さんによると、スペインの人たちの一日の行動はこうです。

朝は9時頃から始業、これは日本とあんまり変わらずなんですが、ランチタイムから一気に流れは変わります。

13時頃から16時頃までその時間があるそうです。

職場と家が近い人は大抵、帰宅してゆっくりランチして、少し昼寝して、また職場に戻るんですって!

「シエスタ」って昼寝時間があるってのは聞いてはいたけれど、本当にそうなのね!

(マドリードの『El Sur (エル・スール)』ってバル、ここには13時頃入店したんですが、その後続々とお客さんがやってきて、彼らのランチタイム、14時には並ぶ人まで出るくらいの超満員に!ちなみに、パエリアが自分の好みにドンピシャでした!)

(そして、「どこから来たんだ?」って聞かれたから、「日本だよ、Yelp(イェルプ、食べログみたいなアプリ)でここの評判が良かったからここに来たんだ」って伝えたら、ウィンクしながらチョコレートケーキをこっそりサービスしてくれたイケメン店員さん!)

シエスタの後、職場に戻り、仕事を19時くらいに終えて、まずはバルなどに「飲みに行く」そうです。

実際、街歩きする時にそのことを意識して見てみると、はい、誰もご飯食べてませんでした。

食べてるとしても、つまみ程度のもの。

マドリードで僕がバスケット観戦に行ってる間、滞在しているホテルの前にバルがあるから先にご飯食べておいてって両親に伝えていたんですが、母親は、「あのお店、食べるもの無いみたいなのよ」って勘違いしたほど。

19時から22時頃までまずは飲むんですって、そして、そこから晩御飯。

さらに驚いたのが、18時頃にバルセロナの広場を歩いていると、たくさん小さな子供たちがキャッキャキャッキャッと遊んでるじゃないですか!

それを見守る保護者の皆様。

日本だったらですよ、18時って言ったら、大概、「もう暗くて遅いから帰りなさい」の時間ですって。

そもそも保護者の皆様もご飯の支度があるわけですし。

だから、違うんですよね、夕食は22時なんですよね。

夜はとにかく遅くまで盛り上がってるバルセロナ・・だったんですが、両親や僕はどちらかというと朝早く起きて行動する習慣がついてしまっているので、むしろ彼らが夕食を食べ始める22時にはベッドに入っていました。

(バルセロナの夜景を一望できるモンジュイックの丘の上にあるレストラン『Martinez (マルティネス)』。オープンと同時の20時(てか、オープンが20時!)に予約して行ったんですが、来てたのは僕らと同じように観光客のみ。

(口の中が海になるパエリア、何度も美味しさの波がやってきて、舌が泳ぎっぱなしでした。#パエリアばかり食べてます

国変われば文化も違うのは当たり前ですが、太陽が沈んでからの国、スペインには、ただただ驚かされました。

ちなみに・・

オープンと同時くらいの時間に美術館など行くと、相当空いていてゆっくり鑑賞できますよ。

(マドリードの『ソフィア王妃芸術センター』では、ピカソの「ゲルニカ」を独り占めできるくらいじっくり堪能しました。)

 

 

スポンサーリンク

Pocket