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3週連続のホームゲーム!
そして、ホームで4連勝中のシーホース三河!
やはり、栃木戦から良い流れに乗っています。
特に最近はディフェンスからリズムを作り、勝機をしっかり掴んでいる印象。
前節の相手は富山グラウジーズでした。
サイズもスピードもあるゲームメイカー、宇都選手を中心としたチーム。
そして、三遠戦に続き、西川選手はスターター!
ゲーム序盤からその抜てきに応えます。
「練習をするだけでもいろいろ得るものがありますし、いい刺激になりました。」
と、代表合宿を振り返るように、トッププレーヤーたちに揉まれた才能がキラキラ光ります!
西川選手の活躍でシーホースペースに感じた前半ではあったんですが、両チーム、ディフェンスが素晴らしく33−30とロースコアで折り返します。
「今日は相手も激しいディフェンスをしてきて、前半は点数が入らないディフェンスのゲームになったんですが、後半3Qから徐々に自分たちのペースになって、いい形でディフェンスが出来たと思います。」
と、貴美一HCもおっしゃっていたように、後半に勝負所はやってきました。
やはり、「ここだ!」というタイミングで、チームに喝を入れるのが、橋本選手!
磁石か何かでひっついてんのか!?ってくらいのディフェンスで、どんなに左右、前後に振られようと、相手ガードにべったり!
ショットクロックバイオレーション(バスケットはボールを持ってから24秒以内にシュートを打って、リングにボールを当てないといけないんですが、そのシュートを打たせずマイボールにすること)を誘い、チーム全体を鼓舞するだけじゃなく、相手チームの士気も奪っていきます。
橋本選手のプレッシャーを与えるディンフェスを機に、チーム全体でのプレスディフェンスが始まります。
第3クォーター中盤のプレスディフェンスは凄かった・・・!
色々、学生時代を思い出しました。
強豪校にプレスディンフェスをされた時のことを。
バスケット経験者の方はなんとなくわかると思うんですが、あのプレスディフェンスをされた時の嫌な汗のかき方ったら。。
ハーフラインまでがえらい遠く感じるし、「え、同じ5対5のはずなのに、なんか相手チーム6人か7人くらいコートにいない!??」っていう錯覚すら覚え、もう、夢にまで出てきてうなされた記憶があります。
今シーズン、シーホースはこのプレスディフェンスを意識して仕掛けていますが、ここ最近の好調さは、このプレスディンフェスを仕掛けるタイミングがドンピシャで、一気に試合の主導権を握っていること!
バスケットって面白いゲームだなって本当思うんですが(何を今更w)、基本的には攻守のチャンスはそれぞれのチームに平等に与えられてるわけです。
ゴールを決められたら、自分たちのターン、オフェンスをして、その後、またディンフェス。
基本、この繰り返しです。
相手が攻撃の時に、そこで得点されないように”守る”のがディフェンス。
・・なんですが、このプレスディフェンスってのは、相手の攻撃ターンを”奪い”に行くもの!
いわゆるセットプレーと呼ばれるチームで徹底して練習してるシステムがあるんですが、その攻撃の起点さえも作らせず、自分たちのものにしてしまうもの。
もはや、これは守りではなく、”攻撃”です。
攻撃(オフェンス)の後に、もう一度、攻撃(プレスディフェンス)!
そこで一気にリードを広げ、主導権を自分たちのものし、その後のゲームを支配する。
この怒涛の攻撃ラッシュを仕掛けるタイミングが絶妙であり、しっかりそれを成功させている、これが今の強さの要因だと思います!
リードを広げてからは終始シーホースペースで試合は進み、76ー62で勝利、これで5連勝!
この日のヒーローは、終始攻めの姿勢を貫いた我らが精神的支柱、橋本選手!
リードされた時に焦りはなかったかの問いには、
「それよりも自分たちのバスケットボールができていなかったので、しっかりディフェンスからやろうという話をして、それをコートにいる5人が遂行してくれたので良かったと思います。」
常に周りに声をかけ、自ら先陣切って突破口を開く、素晴らしいチームリーダーです。
そして、もう一人のヒーローは、この日、19得点と大活躍だった、西川選手!
「シュートが入って良かったんですが、もっともっとこれを続けられるように頑張りたいと思います。」
と、照れながらも答える西川選手でしたが、今後はもっともっとこのインタビューの場で微笑む西川選手の姿、皆さんも容易に想像できるかと思います!
6連勝をかけた翌日の試合。
前半は34ー30と、1試合目と同じようにロースコアで折り返し。
後半に入り、第3クォーター序盤で一度逆転されるんですが、それでも、選手たちは落ち着いていました。
貴美一HCの信頼、それはタイムアウトを取らないことでも現れていました。
「ディンフェスを頑張って、自分たちのバスケットやれば大丈夫」
そんな空気が選手たちから漂っていました。
すぐに同点に追いつき、またまたリード。
エース、比江島選手のビッグショットも次々と決まります!
しかし、第4クォーター終盤、またまた同点に追いつかれ、最後の最後まで試合はどちらに転ぶかわからない展開に。
緊迫の場面で、ファウルをもらい、フリースロー2本与えらたバッツ選手・・
しっかり2本とも決め、2点リード、残り46秒。
会場に鳴り響く、大きな大きな「ディーフェンス!」の声、そして、ドンドンドドドンの手拍子。
相手エースの宇都選手がドライブ・・最後のシュート・・
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
今節を象徴するかのように、”守り勝った”シーホース三河、これで栃木戦から負けなしの6連勝です!!!!!!
この人のガッツが全てをもたらしてくれました、2試合続けてのヒーロー、橋本選手!
「本当に苦しい試合だったんですが、離せそうなときがあっても富山さんがねばってきて本当に素晴らしいチームだなと思いながら、自分の反省点としては
もっともっとチームを動かしながらやっていけば良かったかなと考えていました。」
と、ご本人は言ってましたが、それでもこの日はチーム最多の11アシストを記録!
「皆がシュートを決めてくれた、それに尽きると思います。」
まさに「攻守の要」として、そして、誰よりも声を出し、誰よりも体を張って、チームに勝利をもたらしてくれました。
そして、もう一人のヒーローは、この日、大事な場面での得点を全て決める活躍・・
比江島選手!
実は、この日の得点で「キャリア通算3000得点」を達成したんです!
「全然知らなかったです、あまり実感はないですが、嬉しいです。」
と、ちょっとはにかんだような、いつもの比江島スマイルで答えてくました。
日本代表戦についても尋ねると、
「本当に崖っぷちなので、やるしかないと思っています。Bリーグは一週間休みなので、日本のために”青援”を送って貰えれば僕らも助かるので、共に戦ってくれると嬉しいです。」
日本のエースでもある比江島選手、シーズンにそして代表活動にと、まさに獅子奮迅の大活躍です!
そして、前節の富山戦は、「愛知学院DAY」と題して、普段からシーホースのホームゲームをサポートしてくれている愛知学院大学の皆んなが、来場者の皆さんを全力でオモテナシしてくれました。
試合前の、愛知学院大学書道部、和太鼓部、そしてよさこいサークル「常笑(じょうしょう)」の皆さんのコラボパフォーマンスも圧巻でしたね!
春遠からずのこの時期に、まるで桜が舞うかのような艶やかな演舞!
華やかだったし、勇壮だったし、何よりエネルギーであふれていましたね。
そして、パフォーマンスをしてくれた彼らだけじゃなく、その裏で企画・運営をし、普段のホームゲームでも様々な細かいサポートをしてくれている愛知学院、内藤ゼミのみんな、お疲れ様でした!
いつも本当にありがとう!!
ラーメンも美味しかったぜ!
そして、
富山戦から2日後・・
突如発表されたオルトン選手の退団のニュース。
びっくりましました。
ここまで共に戦ってきた仲間が去るのはとても寂しいです。
一見強面なオルトン選手ですが、「顔芸か!」ってくらい表情豊かに感情を出していて、それがまたお茶目で。
しかし、一旦コートに入ると、やはりNBAで1巡目ドラフトされただけある、あのずば抜けたアスレチック能力で僕らの度肝を抜いてくれました。
(オルトン選手が両手でダンクを叩き込む度に、リングが壊れるんじゃないか!?と内心ヒヤヒヤもしてました(笑))
天皇杯後に少しお話しするチャンスがあったんですが、ベスト5には全く喜びを見せず、「俺はこのチームで優勝したい!」って力強く言っていた姿が今でも心にはっきり残っています。
オルトン選手、ここまで一緒に戦ってくれて、ありがとう!
かつて所属していたというレバノンのチームに戻るということですが、新天地でも、オルトン選手の能力とキャラ全開で輝いてください!
活躍を心よりお祈りしております!
Thanks, D.O!!
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