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2019年最初のBリーグの試合でもあり、シーホース三河にとっても、3年目にして初めてのお正月興行!
1月4日で、まだまだお正月休みの方も多い中、お正月らしい演出もいっぱいでした。
来場者全員にお餅をプレゼントして、
そのお餅を焼く場所もあったり、
シーホースくんとタツヲとブースターさんによるお正月遊び対決あったり、
鏡開きまであったり!
ちなみに会場内の音楽は、サザンかけたり、ユーミンかけたりで、紅白歌合戦にかなり寄せた選曲にしてました(笑)
そして、この日、2474人目の来場者の方が、シーホース三河にとって記念すべき、20万人目の来場者でした!
おめでとうございます&ありがとうございます!
今年最初の相手は、今シーズン初対戦でもあります、レバンガ北海道。
この日は何と言っても、ルーキー、熊谷航選手!
第2クォーターから岡田選手と共に登場!
もうこの時点で、心踊り出してました。
「何かしてくれるぞ!」
出場した瞬間こそ相手選手にファウルを与えてしまい、まだ少し硬いかなと思ったのもつかの間。
右のウィングから放たれたスリーポイントが一度ボードに当たって、そのままゴーーール!
スーーーーーーリーーーーーーーーーー!!!!!!
熊谷選手にとって、Bリーグ初得点は、得意のスリーポイント、しかも、バンクショットでした!
その後、マイボールになる度に、熊谷選手が躍動!
エンドからボールがインされたと思ったら、素早くフロントコートへボールを運ぶ。
フロントコートへボールを運ぶまでに、3秒くらいしかかかっておらずで、ハーフコートバスケットを展開するにも時間の余裕も生まれる!
積極的にビッグマンたちを呼び寄せ、これまた得意のピック&ロールを展開!
少しでもスペースが生まれれば、そこに自ら切れ込んで行き、たとえ相手ビッグマンがブロックに来ようと、持ち前のスピードで抜き去りブロックもかいくぐる!
ワクワク、ドキドキ、いや、ゾクゾクしました!!
こんなにも腹の底から熱気が湧き上がるゾクゾク感を味わったのはいつぶりでしょうか!!
そして、熊谷選手の活躍は彼個人にとどまらず、波及して行きます!
「後輩に負けてられない!」
こう思ったかはわからないけれど、でも、少なからず触発されたのは確かだと思います!
森川選手、加藤選手、そして、西川選手!!!
次から次へと熊谷選手が巻き起こした活気が伝播して行き、それぞれの持ち味を発揮!!
特に西川選手は、古巣北海道相手に大暴れ!!
ボールを受け取ればゴールへアタックする姿勢をとり、アグレッシブに攻め続けます。
外からのシュートも高確率で決まり、外が警戒されれば、今度は中へ!
この日欠場の金丸選手の分も、「俺が引き受けた!」と言わんばかりの得点マシーンっぷり!
ディフェンスでもレジェンド折茂選手を執拗にマーク。
実はこの日、折茂選手にとって偉大な記録がかかった日でもありました。
国内通算10000得点まで、あと8点だったんです。
西川選手、途中から出場した加藤選手の超タイトなディフェンスで折茂選手になかなか得点を許さず、この日は2得点で偉大な記録は翌日へ持ち越し。
グッディ!
ヒーローはもちろん、西川選手!
「今日は金丸さんが出れないので、いつも以上に攻めようと思ったので、それが結果になって良かったです。」
そして、もちろんこの選手も・・・
我らがルーキー、熊谷航!!!
「入団して2週間くらい経つんですが、出場したときにうまく活躍できなかったので、今日は新年初めての試合ということで気持ちを切り替えてのぞみました。」
そして、
「インサイド陣が本当にいいスクリーンをかけてくれたので、自分が得意とするピック&ロールをうまく使って得点することができたので非常に嬉しいです。」
チームメイトをしっかり讃える、物怖じしないだけじゃなく、チームをまとめるリーダーシップもすでに垣間見られる発言!
この日、ウィングアリーナ刈谷史上最高の3070名の来場者数を記録したんですが、そんな記念すべき日にこんな大活躍するなんて、なんて持ってる選手なんだ!!!
「今日は熊谷がこれだけの活躍したから、明日は岡田が刺激されて活躍するかもね!」
試合後、スタッフたちともこんな会話をしていたんですが・・
まさに、翌日の試合で最初から攻め気満々だったのが岡田選手!
ドライブ、ミドルシュート、そしてスリーポイントとオフェンスバリエーションは豊富で、しかも、どれをとっても一流。
ディフェストのズレを生むのがとっても上手な選手なので、僕らもよく観てないと、「あれ、今何が起こった!?」となりがち。
「一瞬足りとも目が離せない」、こう思わせるってやっぱりスターだからこそ持ち得る要素!
熊谷選手に岡田選手。
今シーズンの最初にはいなかった二人で、しかもまだ入団数ヶ月(熊谷選手に至ってはまだ1ヶ月未満!)で、既にシーホース三河にとって超重要なポジションを担う存在にまでなっております!
もう一人、今シーズン最初にはいなかったけれど、既に戦力的にもムードメイカーとしてもチームの輪の中心にいる選手がいました。
ケネディ・ミークス!
ディフェンスでの体の使い方、スペーシングを上手く利用するバスケットIQの高さ、泥臭いリバウンド、そして誰よりもうるさいベンチからの掛け声(笑)
ミークス選手がいてくれることで、チームの土台はしっかりするし、ムードも高まるし、もはや欠かせない中心選手なんです!
熊谷、岡田、ミークス、そしてオフに移籍してくれた生原!
まだ24歳以下の彼らが、もっともっと体も出来上がり、経験を積んだ時・・・
とんでもないチームが出来上がります!!!!
どんどん今いる偉大な先輩たちから学んでいって欲しいです!
彼らの偉大な先輩、アイザック・バッツ選手はこの日Bリーグ通算1500リバウンドも達成!
試合も、69ー59で勝利し、シーホース三河、2019年を連勝でスタートです!!
そして、相手チームではあるけれど、日本のバスケット界の偉大なるレジェンド、折茂武彦選手、この試合で、「国内通算10,000得点」達成です!!!
僕が中学校の頃から 日本代表の中心選手でもあり、シューターの鏡のような美しいシュートフォームから積み重ね、積み重ね、積み重ねてきた得点!
試合後、セレモニーも開催。
光栄です。
まさか、折茂選手のこんな記念すべきセレモニーのMCまで担当させていただけるなんて・・・・!
「国内通算10,000得点、おめでとうございます!」
「ありがとうございます!」
「次の目標は??」
「特に無いです(笑)」
インタビューしながらも、「おいおい、折茂さんとお話ししてるよ!」って、中学生の頃のミーハーな自分が出てきて、とっても夢見心地な瞬間でした。
折茂選手、本当におめでとうございます!!!
レジェンド of レジェンドの大記録、これは全ての若い選手たちへの贈り物だと思います。
お正月だから、レジェンドからのお年玉だね。
「叶わない数字、偉業」とは思わず、果敢に挑戦して、そしてまた、自分たちらしい新たな伝説を創り上げていってもらいたいです!!!
追伸
天皇杯、ファイナルラウンドは残念でした。
が、シーズンはまだまだこれから!
気持ち切り替えて、目の前の1戦1戦、しっかり共に戦って行きましょう!
早速、水曜ナイターゲームがあります。
たくさんのご青援、ヨロシクお願い致します!!
(シーホース三河の公式写真を使わせて頂きました。素敵なお写真、いつもありがとうございます!)
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