MORHA、NakamuraEmi、ビッケブランカが集う、ZIP-FM『tTimeFes』!

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言葉は言霊、『モーチャーフェス』からの『tTimeFes』!

  僕がナビゲートしている『tTime』のフェス、『tTimeFes』が開催されました。ちょうど昨年の中頃、MOROHAのアフロ君が発起人となって、影でこっそり動いてくれて、実現に至ったフェスなんです。僕、これ全然知らなかったんです、全く聞かされてなかった。『tTime』が始まったのが、昨年の4月で、僕は番組で宣言しました。「『tTimeFes』をいつの日か、やる!」と。言葉は言霊だ、ツイッターにもそうつぶやきました。その日付が、2018年4月10日。で、『tTimeFes』が現実のものとなったのが、2019年4月11日・・・言葉にしたあの日から、ちょうど1年後!

  実は、『tTimeFes』の前に、『モーチャーフェス』というフェスがありました。僕が前にやってた番組『MORNING CHARGE』(略して、モーチャー)発のフェス。このフェスで出会ったのが、MOROHA、NakamuraEmi、ビッケブランカという3組でした。3組とも言ってくれましたが、『モーチャーフェス』が無かったら、こんな風に仲良くなることはなかったかもしれない、と!あの時に、あの空気感で出会えたからこそ、今こうして集った時に、最高のグルーヴが出せる!嬉しいことを言ってくれたわけです。

tTimefes の裏話!コバタクたちが企画した「らしい」フェスとは!? 

  で、『tTimeFes』になった時に、僕ららしい番組の演出ってなんだろうなって考えたわけです。番組で以前、アロマをプレゼントしたことがありました。あの時もお世話になった『YUKI LONDON WITH AROMA』の石川ゆうき先生にお願いをして、アーティストのライブごとに香りを変えるという、フェスとしては前代未聞の取り組みをやってみました!しかも、その香りを実際に会場でスプレーにして売ってしまおうという試みまで。会場中に吹き出されたアロマの香り。お客さんはそれを全身に浴びながら、その香りと共に思い出を持ち帰ってもらおうと思ったわけです。

  あとは、愛知県のブランド野菜、『丹下のなすの丹下さんに来てもらって、美味しい美味しいナスやトマトを食べてもらいながら、さらには、お野菜を買って帰ってもらいました。フェス会場に、というか、なるべく荷物は少なくしたいライブ会場でお野菜を売る!これまた常識破りな試みでした。中には、「私、おばあちゃんが美味しいお野菜作って、かなりうるさい方なんですけど・・・このお野菜は本当に美味しい!」と、素晴らしい感想と笑顔と共に帰って行かれたお客さんもいらっしゃいましたね。

  どうですか?(笑)アロマがあって、お野菜があってって、他にはないフェスが誕生したわけです!MOROHAもNakamuraEmiちゃんも、ビッケブランカも各々、みんな喜んでくれてましたね。実際、お野菜やアロマも買って帰ってましたからね。その後の打ち上げでも、「先生、こんな感じのアロマって作れるんですか!?」なんて話も飛び出したりしてて、もしかしたら、もしかしたらだよ、彼らのライブで曲をイメージしたアロマが登場したりする可能性も無きにしもあらず、だよね!良い、こういうご縁、最高!これこそ、フェスをやる本当の意味だったりする!

『tTimeFes』、最初はMOROHAからスタート!

  でもね、MOROHAのアフロ君は初っ端のMCでこう言ってた・・「ラジオ番組、tTimeに大きな拍手を!コバタクさん、スタッフの皆さんに大きな拍手を!俺はいつも応援してもらってるから、今日、あの番組を応援しようとやって来ました。とか、なんとか言ったら、俺のこと、いいやつって思うだろ?それも、嘘ではないんだけど。今日、ここに来た本当の理由、大きな声では言えないから、マイクを通してだけど、小さな声で・・俺たちは、今日、金稼ぎに来たんだよ!」MOROHAらしい始まりでした(笑)そして、今回の首謀者でもあるアフロ君のこの言葉こそまさに、『tTimeFes』らしい始まりでした!

MOROHAのプロフィールや最新情報などはこちらから↓
http://moroha.jp/

  『tTimeFes』に、こんな感想メッセージ、いただきました。「ライブで一番良かったのは、MOROHA。いつもラジオで『三文銭』聴いてて、今回、初めて生で聴きました。終始、言葉が心に刺さって、ライブ会場にいるのが正直辛かったです。でも、また頑張ろう背中を押してもらいました!」MOROHAの曲ってそうなんですよね。CDやラジオで聴いててもハッとさせられる言葉がたくさん詰まってるんですが、ライブで、額いっぱいに汗をかきながら、全身全霊自分のエネルギーってものを目の前のマイクにぶつけてくるのが、MOROHAのMCアフロという男なんです。だからこそ、僕らはそれをまとめに受け止めてしまうんです。

  先ほどのメッセージにもあったように、「辛い」「心が痛くなる」って思うことがある。でも、今度は、MOROHAのUKくんのギターの音色が、時に優しく、時に力強く包んでくれる。これがMOROHAの奏でる曲であり、音楽なんです。いやはや、しかし、MCアフロってミュージシャンは、どこまでも正直者な男ですよ。誰に対しても、自分に対してもね。

  僕は、自分に対して嘘をつかない人間ってのが本当に大好きです。彼がどれだけ正直者かってのは、この2つの写真を見比べてもらうとわかると思います。同じパンケーキを前にしながらも、こちら、マネージャーの前。

  こちら、彼女の前。

  まあ、正直者だこと!(笑)MOROHAの2人には、近々、番組にも登場してもらう予定ですので、楽しみにしていて下さい!そして、今回『tTimeFes』が実現したのも、アフロくん、あなたのおかげです。本当にありがとう!

MOROHAに続いて、『tTimeFes』のステージに登場したのは、NakamuraEmi!

  MOROHAの次にステージに登場したのは・・NakamuraEmi!!!Emiちゃんはフェスのちょっと前に番組にも遊びに来てくれたんですが、その時は、声がガラガラになってしまっていて。。普通に話す声も本当に辛そうだったんです。『tTimeFes』の時もまだ本調子ではなく、普段お話しする声も、小さい声で優しく囁くようにお話しされてたんですが・・ステージに立って、歌った瞬間、

  パーーーーン!!!

  と、弾けるようなエネルギーが満ち溢れて、声の不調を忘れさせるくらいのものすごいパワーでした!!!プロフェッショナルを感じた瞬間でもありましたね。でまた、NakamuraEmiちゃんがそんなパワーもあって、とにかく優しいからこそ、彼女の周りに集まる人も、同じように、パワーがあって、本当に優しいんですよ。ギターのカワムラヒロシさんも、ボイスパーカッションのコウスケさん(カサリンチュ)も、本当に優しい。

  僕は、彼女たちみたいに、自分に正直な人で、優しい人が大好きなんです!(笑)NakamuraEmiちゃんたちのそんな素敵な関係性も、EmiちゃんのMCから全て伝わってくるわけです。お互い悪口言い合いながら、むちゃくちゃ笑顔で楽しそうなんだもの(笑)

NakamuraEmiのプロフィールや最新情報はこちらからチェック↓
http://www.office-augusta.com/nakamuraemi/

『tTimeFes』のトリは、ビッケブランカ!

  『tTimeFes』、最後はこのアーティストが会場のボルテージを最高潮に上げてくれました、ビッケブランカ!!!

ビッケブランカのプロフィールや最新情報はこちらから↓
https://vickeblanka.com/ 

  モーチャー時代から考えると長い付き合いのビッケブランカ。番組で徹夜明けの本人に電話かけたりして、まだ言っちゃいけなかったリリース情報とか聞いちゃったりしてたよね(笑)ビッケブランカのライブはいつもそうだけど、『tTimeFes』の日もまた一段と弾けていました!「ポップ」という言葉が音楽に使われるのであれば、まさにあの躍動感なんだと思う。

  実は、今回、ビッケがステージに上がる直前の姿ってのも間近で見させてもらいました。NakamuraEmiちゃんもそうなんだけど、ビッケブランカもそう。一緒にやってるメンバーたちと、うーん、「仲が良い」って一言で言っちゃうとまた違うと思うんだけど、なんだろうな、本当に信頼しあってる関係がそこにあるんですよね。ただ表面上仲良くやってるってだけじゃない、嫌なこととか辛いこととか、そういうものを全部さらけ出して、一緒に共有して来てるんだなってのを、ステージ上がる直前にビッケたちが組んでる円陣から感じました。だからこそ、ステージであそこまで弾けられんですよね。

  で、ビッケブランカという男がまた、ステージに立って音楽やってる時ってのが、最高の笑顔を見せるんですよね!普段の笑顔の10倍も20倍も楽しそうな顔しててさ、「今が一番最高なんです!」って、顔すんのよ。あの笑顔を見てると、こちら側も本当幸せな気持ちになるし、人間「好き」なことやってると、こんな素敵な笑顔をするんだってのをビッケブランカというミュージシャンは、音楽だけじゃなく、ステージの佇まい、全てで教えてくれるんですよ。ビッケもまた、正直者なんですよね。

  MOROHAもそう、NakamuraEmiちゃんもそう、ビッケブランカもそう。みんな正直者だし、優しいし、愛に溢れているんです。今回の『tTimeFes』で改めて感じたことでした。

『tTimeFes』  が繋ぐ、人と人のご縁

  そうそう、ライブの転換の時、今回、裏の楽屋トークをラジオっぽく会場内にお届けしたんですよね。最初のMOROHAのライブ後こそ、まだまともにやってたけど、2回目からはグッダグダ(笑)ビッケなんて楽屋に来てんのに一言も喋んないで、ずっと顔芸やってんだもの。伝わらんよ(笑)

  『tTimeFes』ですが、グッズも大盛況でした。Tシャツ、トートバッグ、缶バッジを製作。『モーチャーフェス』の時もそう、今回の『tTimeFes』もそう、なんなら、『tTime』の番組自体のロゴも全部そう!いつも『ポートランドリビング』でお世話になっている『9lives design works (ナイン・ライブズ・デザイン・ワークス)のネコさんがデザインしてくれました。実はね、ネコさんもまたこの『tTimeFes』というか、ここに関わる人とすごいご縁があるんです。

  今から9年くらい前に、ネコさんたちが主催となって、豊田の山の中で、『nuts-fes』ってのをやってたんですが、そこにライブゲストとして呼ばれたのが・・MOROHAなんですよ!しかも、それがMOROHAにとっては初のフェス!!すごいご縁ですよね。今回の『tTimeFes』をきっかけに、ネコさんもまたMOROHAの二人と数年ぶりに再会して、喜んでくれました。もう、これですよ。これがフェスをやる本当の醍醐味ですよ。人と人がつながっていく。

『tTimeFes』のラストは、コバタクが語る「ラジオ」!

  『tTimeFes』の最後に、僕、小林拓一郎が考える「ラジオ」というメディアについて語らせてらもいました。まずは、会場にいらっしゃった皆さんに、「りんご」って単語だけで想像してもらいました。この「りんご」は、「赤りんご」の方もいれば、「青りんご」の方もいる。「丸いりんご」の方もいれば、「カットされたりんご」の方もいる。「香り」や「品種」が思い浮かぶ方がいれば、「加工されたりんご」を思い浮かべる方もいる。「りんご」って一言だけど、それぞれが思い浮かべてる「りんご」は全部違うんです。

  それが人間の”想像力”であり、その想像力のメディアというのが、”ラジオ”であると思うんです。無限に広がる想像力で、ラジオの向こう側の人たちのことを想像してもらいたい。「コバタクって番組でモノマネしてる時、どんな顔して喋ってるんだろう?」「MOROHAって言葉が強い音楽やってるけど、実際はどんな人なんだろう?」「NakamuraEmiちゃん、いつもおしゃれだけど、今日はどんな服でラジオ局にいるんだろう?」「ビッケブランカの頭の中では一体どれだけの音がなってんだろう?

  どんどん自分の中の想像を膨らませていって欲しいなって思います。そして、気になったのなら、是非、ライブにも足を運んでもらいたいなって。ラジオは、そういう意味では、「ハブ」なんです。アーティストの想いが乗った音楽に、僕らの想いを乗せて、ラジオの前のリスナーの皆さんに届ける。先ほども言いましがた、人と人がつながっていく。そのための「ハブ」でありたいです。

  そして、これは最近事あるごとに言ってるんですが、「いつか行きたいな」って思ったら、それは、「今」です。いつまでも、気になったアーティストが音楽を続けてくれるのを当たり前と思わない方が良い。どうせまた来年もやってくれるんでしょって当たり前に思わない方が良い。自分自身もどうなるかわからないんだもの。「行きたい!」って思ったその熱量を、自分の気持ちを本当に大切にしてもらいたいなって思います。

  何度も何度も、このブログで言ってきてますが、自分の気持ちに正直者であってください!MOROHA、NakamuraEmi、ビッケブランカのように!僕、小林拓一郎もそういう人間でありたいと強く思っております。自分に正直で、優しくて、「好き」を貫く人が集まる『tTimeFes』、また必ずやるからね!どうぞ、お楽しみに!! 

  『tTimeFes』について、「音楽ナタリー」が記事も書いてくれました。詳しくは、こちらもどうぞチェックしてみてください!

「音楽ナタリー」はこちら↓
https://natalie.mu/music/news/315421

 

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