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浮世絵、選ぶならば間違いなく「刷り」の状態が良いもの、「役者絵」ならばお手軽に手に入れられるものも。
お店を始めると決断して、まず買いに行ったのが浮世絵。三代目歌川豊国(J SOULみたいでしょ)の役者絵を購入しました。
「役者絵」とは、歌舞伎にまつわる役者や裏方さんなどを描くもので、現存する量もかなりあるので、写楽などの作品を除いて、そこまで希少価値あるものではないそうです。が故に、僕らでもちょっと頑張れば手に入れられる”本物の浮世絵”がまだまだたくさんあると言うことです。しかも、「刷り」の状態が良いものが。
浮世絵の世界において、「刷り」の状態の良し悪しはかなり重要なポイントで、初版などの「刷り」が古くて状態が良いものほど、淡い色や繊細な線が表現されていて浮世絵本来の持ち味を楽しめます。
僕が購入したのも、「刷り」の状態がとても良いもの。この役者絵の「格子(チェック)柄」に心奪われました。元々、チェック柄が大好きというのもあるんですが、江戸時代にこんなポップな色合いでチェックを表現していたことが驚きで、そこから当時の江戸の人たちのデザインや色彩感覚の鋭さに惹かれていきました。
浮世絵を鑑賞するだけじゃなく、もっと楽しむためにグッズも作成、ずっと作りたかった「名古屋土産2.0」!
お店に飾って鑑賞するだけじゃなく、もっと作品自体を楽しみたいと思い、グッズを作成してみました。
まずは、「浮世絵コースター」!描かれている4人の役者たちをそれぞれ1枚ずつコースターにして、そこに英語表記の『Pharmacy Coffee Lab』のロゴを載せてみました。
このコースターを作る時に思い浮かべたのが、オレゴンに住む僕の友人たち。ライフスタイルに誰よりもこだわりを持つ彼らがきっと喜んでくれる「クールなもの」に仕上がってると思います。
実は、これもずっと考えていたことなんですが・・何か新しいちょっと変わった「名古屋(愛知県、東海エリア含む)土産」を作りたいとずっと思っていました。
僕は毎年ポートランドにツアーに行き、Tシャツや雑貨など、可愛く、そしてかっこよく、程よく変なものを大量に買ってきます。そして、毎年訪れるたびに彼らが作り出す「お土産たち」はアップデートされて行きます。
僕らだって彼らに負けない自分たちらしいものが作れるはずだ、と。そこで、まずはこの「浮世絵コースター」。僕が購入した役者絵は名古屋を舞台にしたものではないので、それは「名古屋土産」と言えるのか?と自問自答してみましたが、浮世絵は小牧市にある「古美術もりみや」という信頼の置けるお店で購入したものだし、その浮世絵は、名古屋千代田の『Pharmacy Coffee Lab』というお店を彩る最重要アイテムとなっている、それだけでも「名古屋土産」と言うには十分かと。「名古屋土産2.0」としても、そして、もちろん自分使いとしても、『Pharmacy Coffee Lab』の「浮世絵コースター」、いかがでしょうか?
「90’sファッション」を今一度、あの頃憧れたアイテムを浮世絵でパロディ!
そして、もう一つ、「浮世絵スウェット」も作成しました!
「スニーカー」から最近、自分の中で高まりつつある「90’sファッション」。あの頃、高校生の自分には買いたくても買えなかった憧れのアイテムの「パロディ」作品に仕上げました。
いわゆる「元ネタ」を(もっと言うと、「元ネタ」の「元ネタ」まで)知ってれば知ってるほど、作品自体の深みは増すと思います。「名画」もそうですよね。ピカソやゴッホや、マネやモネが描いてきた様々な「名画」たちも、実は、「元ネタ」があったりするんです。
特に、ゴッホなどの印象派の画家たちは、それこそ「浮世絵」のパロディ画も描いてますし!浮世絵と繋がった(笑)このスウェットにジーンズ、足元はジョーダンなどのオールドバッシュで固めて、90年代ファッションを楽しんでもらいたいです!
あ、トートバッグもあるよ!
ご協力くださった、同じ千代田を拠点とするアパレルショップ『Panio』さん、そして、『Kemukujyara Works』さん、ありがとうございました!!
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