スポンサーリンク
試合時間残り28秒。
ボールを託されたのは、エース、比江島選手。
クォーターファイナルの時もそうだった、今回も決めてくれるはず・・
ここまでシーホースは終始リードを許し、最大16点まで差は開いた。
しかし、最後まで諦めず戦い続け、あと3点のところまで来た・・・
前日の試合もオーバータイムの末、負けてしまっているため、外れたらここでセミファイナル敗退が決まってしまう・・・
スクリーンに行くシムズ選手、そしてその後、橋本選手もスクリーンに・・
ダブルスクリーンがかかる。
全てを託したスリーポイントシュートが放たれた・・・
スーーーーーーリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
マーーーーーーーコーーーーーーートーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
ヒーーーーーーーーーーエーーーーーーーーーーージーーーーーーーーーーーーーーマーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
クォーターファイナルの「ザ・ショット」の時以上の声で大きく長く強く激しくコールしたけれど、この日のシーホースのファン・ブースターの皆さんには敵わなかったです。
あんなにも会場にいる誰もが、立ち上がって、飛び跳ねて、喜びを体全てで表現したのをウィングアリーナ刈谷、シーホースのホームで観たのは初めてです。
泣いてる人もいました。
僕も泣きそうでした。
いや、泣いた瞬間こらえて、飲み込みました。
まだ終わりじゃない。
でも、こみ上げる感動を抑えることができず、僕もコールし終えた瞬間は椅子から立ち上がり、声にならない声でコート上の比江島選手に向かって叫んでいました。
どんな映画より、小説より、ここにはリアルなドラマがあります。
それだけ心から応援してるからこそ、そのドラマがより自分のものとなって積み重なっていきます。
「シーホース三河」、以前は「アイシン・シーホース」というチームで10年以上ホームコートMCをやらせてもらってます。
JBLでもNBLでもセミファイナルのホーム開催は経験させてもらってます。
けど、Bリーグって凄い。
簡単には勝たせてもらえない。
もちろん以前が簡単なんて思ったこともないです、が、一味も二味も違うのは、運営側から携わっていてもその違いは明白です。
リーグが統合され、大きくなったからこそ、そして、試合数も多くなって、地域との繋がりも深くなったからこそ生まれるドラマの数々。
携わる人、応援する人、一人一人の中にシーズンで積み重ねた一つ一つのドラマがあって、そのドラマとその想いが全て注ぎ込まれるのが、このBリーグのチャンピオンシップ。
だからこそ、面白い!
シーホース三河、セミファイナルの2戦目は最終的にまたまたオーバータイムの末、負けてしまい、ここで今シーズンが終わってしまいました。
でもね、あの会場にいた全ての人に下を向いて欲しくなくて。
だって、最後の最後、あんなドラマが生まれたのは、最後の最後まで諦めずに戦い抜いた皆さんの力があってこそのもの!
また一つ、大きなドラマが胸に刻みこまれました。
「何年も先からやって来た香る風 どうか見て来ておくれ some day いつか振り返って笑えますか僕は?」
この先の人生、いつだってこの日のことを笑って振り返ることができる気がします。
だって・・・・あの感動、やばくない?
今でも思い出すと鳥肌が立ちます。
幸せです、ただただ幸せです、あの場にいられたことが。
「スマートに負けを認めろとか 求めないことが幸せとか 笑い合いたけりゃ戦うのさ」
今シーズンは終わりました、でも、「シーホース三河」の戦いはこれからもずっと続きます!
まだまだやれること、やらなきゃいけないこと、やりたいことだらけです。
「シーホース三河」が好きです、あー、もう、大好きです!
「最初から真っ白のあの白と 消しゴムの跡だらけの白じゃ キタナイ白の方がイカすのさ」
10-FEET『風』
まだまだ余白がいっぱいある白いキャンバスを青で染めて行きましょう!
何度も何度も塗りたくった青援で埋めて行きましょう!
昨シーズンが”The Beginning Of Blue Pride”で、青の伝説の幕が開け・・
今シーズンは “Raise the Blue Pride”、そう、青のプライド、「シーホースプライド」を掲げるんです!
下を向いてる場合じゃない、ほら、顔を上げて、あの戦い抜いた自分たちに誇りを持って!!
選手がコートを去る間際、心からの感謝の気持ちを込めて、一人一人コールをさせて頂きました。
No.0、リョーーーマーーー、ハーーシーーモーートーーーー!!!
No.4、our captain、マサヤーーーーーーーー、カーーリーーマーーターーーーーー!!!
No.5、アイザーーーーーーーーーーーーーーーック、バーーーーーーーッッッッツ!!!
No.6、マーーコーーーートーーーーー、ヒーーーーエーーーージーーーーマーーーーー!!!
No.8、スナオーーーーーーーーーーー、ムーーーラーーーカーーーミーーーーー!!!
No.9、マサアキーーーーーーーーーーーーーー、モーーーリーーカーーワーーーー!!!
No.12、タカノブーーーーーーーーー、ニーーーシーーーーカーーワーーーーー!!!
No.14、コーーースケーーーーーーー、カーーーナーーーーマーーーーールーーーーー!!!
No.16、ケイジューーーローーーーー、KJ、マーーーツーーーイーーーーーーー!!!
No.24、トシカズーーーーーーーーーー、カーーートーーーーーーーー!!!!
No.32、ジェイッッアーーーーーーーール、サーーーークーーーーーラーーーーーギーーーーーー!!!
No.44、コーーーーーートニーーーーーーーーーーー、シムズ!!!
そして、ヘッドコーチは、鈴木貴美一です!
Here’s our home team,…
シーーーーーホーーーース、ミーーーーーーーカーーーーーーーーワーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
And your シーホース三河、スーパーガールズ!
Nanakoさん、今まで一緒に戦ってくれてありがとうございます!
幾度となく栄光の瞬間、一緒に立ち合わせて頂きました!
シーホースくんもタツヲもありがとう!
そして、「シーホース三河」というチームが、ここウィングアリーナ刈谷で戦うために、表には出ないけれど、裏では本当に本当にたくさんの方々に支えられております。
映画のエンドロールみたいにして、関わってくださった全ての方のお名前を流したいくらいです。
そして、お名前は存じ上げずとも毎度顔を合わす度に笑顔で接してくださるスタッフの皆さんや、顔見知りになったファン・ブースターの皆さん一人一人を思い浮かべてると、「優勝」っていうのはもちろん究極のゴールとしてあるんだけれど・・・これぞスポーツの醍醐味だなって。
裏表なく、誰もがその目の前の勝利を渇望して、共に戦う。
勝っても負けてもその想いを共有し、また前を向いて共に戦っていく。
僕は毎年、「シーホース三河」から人生の大切なことを学ばせてもらってます。
だからこそ、これからも全力で恩返しして参ります!!!
「個々に辿り着くまでに 色んな景色を見てきたんだろう 待ち焦がれていた 出逢えてよかったありがとう この想いよ 届け」
WANIMA『ともに』
もう一度言います、
“Raise The Blue Pride!”
シーホースプライドを掲げ、再び、共に頂点へ!!!
(シーホース三河の公式写真を使わせて頂きました。素敵なお写真、いつもありがとうございます!)
スポンサーリンク