シーホース三河、「B.LEAGUE EARLY CUP 2019 TOKAI (アーリーカップ東海)」、優勝です!

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「EARLY CUP TOKAI (アーリーカップ東海)」、別名、「徳川カップ」!?

普段は試合をすることのない、B1とB2のチーム同士の対決など、見どころ満載のアーリーカップ。東海地方で行われるから、正式名称は、『B.LEAGUE EARY CUP 2019 TOKAI』。何故に、「東海」と名前のつく大会で、『アースフレンズ東京Z』と『茨城ロボッツ』が参加しているかというと、これはどうやら、大河チェアマン曰く、「徳川カップ」なんだそうです。徳川家康、徳川家とゆかりのある土地のチームが集まっている、と。三河(出身地)、三遠(幼少期に遠州で過ごす)、名古屋(尾張藩)、茨城(水戸藩)、そして東京(江戸幕府)・・そういうことだったんですね!

シーホース三河は準決勝から登場、対戦相手は、「ファイティングイーグルス名古屋」!

今回はMCを3日間にわたり務めさせていただきましたが、あくまでもカップ戦なので、”中立”の立場。今までもWリーグ、女子の試合で、両チームともホームゲームってケースもあったので、やったことはあったのですが、これが中々難しい。普段だったら”ホームゲーム”だからこそ、シーホース三河を思いっきり盛り立てるMC&演出ですが、今回はどちらのチームも盛り立てる進行でした。
シーホース三河は準決勝からの登場で、最初の対戦相手は前日の試合で好ゲームを披露した『ファイティングイーグルズ名古屋』。新加入の走れるビッグマン、ベンジャミン・ローソン選手を中心に速いパス回しで得点を重ねていくスタイル。
試合は・・序盤こそ、FE名古屋に主導権を握られるも、途中からベテラン、JR桜木選手、川村選手を投入。
チーム全体でゲームメイクをして、落ち着きを取り戻したシーホース三河。そこから、僕は何回この選手の名前を叫んだことか・・「ダバンテッッッガードナーーーーッッッッッ!!!」”戦車”のごとく、3人に囲まれても、「アーーーーーーーー!!!!」と叫びながら、真ん中を通り抜けて行き、崩れ落ちた体勢からでもゴールするシュート力!とにかくこの試合はガードナー選手の圧倒的な得点力が支配するゲームでした。
一人で46得点!シーホース三河でのデビューは鮮烈なものとなりました。昨シーズンの新人王、岡田選手も17得点と、これまた躍動!
今シーズンは、金丸選手に加えて、ガードナー選手、川村選手と、得点力のある選手に囲まれることで、さらに岡田選手の得点能力のポテンシャルは引き出されると確信しております。

リベンジを、決勝の相手は昨年と同じく、「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」!

決勝の対戦相手は、昨年のアーリーカップでは惜敗を喫した、『名古屋ダイヤモンドドルフィンズ』。
序盤は、前日同様、完全にドルフィンズペースで試合が進む。昨シーズンとほぼ同じメンバーで戦うからこそのドルフィンズの高いチームケミストリー。
比べて、まだまだディフェンスのコミュニケーションがスムーズに取れないシーホース三河、イージーバスケットを許す場面も多かったです。が、今シーズンのシーホースは一味もふた味も違うと思わせてくれるのが、とにかく「喋る」。特に川村選手がコートに立つと、試合が止まる度に、頻繁にハドルを組んで、お互いの意思伝達をしながらフォーメーションを確認。タイムアウトなどで選手たちがベンチに戻ると、根来選手や加藤キャプテンが真っ先に選手たちを迎え入れ、檄を飛ばす。ダメな空気を引っ張ってしまうのではなく、少しでも声を出し合い、自分たちでポジティブな方向へ。
すると、その気持ちは伝染し、これまた新加入の長野選手の速いトランジションからの連続バスケットカウントへと繋がる!
そして始まるガードナー無双!第2クォーター、残り8分29秒、川村選手のスリーポイントで逆転すると、シーホースが試合の主導権を握り、そこからはリードを許すことなく最終スコア、93−79で勝利、昨年の雪辱を果たし、アーリーカップ初優勝です!!

スタッツを見ても、ガードナー選手が37得点、金丸選手が18得点、川村選手が14得点、長野選手が10得点と、4選手が二桁得点を記録し、前評判通りの得点力を発揮した新生シーホース三河。
試合後の鈴木貴美一HCのインタビューでも、「とにかくよく喋るチームになりました」と、今のチームの雰囲気の良さが伝わってきました。
個のディフェンスなど、まだまだ課題もあるけれど、それこそよく「喋る」ことで、チームディンフェスを高めていきたいとも、貴美一HCはおっしゃっていました。
これから始まる長いシーズンで熟成されていくチームケミストリー、もうワクワクしかしないです!シーズン開幕が待ち遠しいっっっ!!!

 

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